1月のお便り

『残心』
明けましておめでとうございます。
大泉剣児会は、今年も剣道の修練を通じて、剣児たちに生きる希望と生き抜いていく力をつけるため、活動を開始いたします。

昨年は、保育園児1名、小学生11名、中学生3名、一般6名の計21名にも及ぶ多数の新入会員を迎え、一段と活気のある会に成長致しました。新入会員の元気あるかけ声は、新しい風を送ってくれています。

昨年の目標であった「大泉剣児会の三つの約束の実践の年」の成果はどうでしょうか。自分のまわりが大きく変わっていることに気がつきましたか。

今年は新たな目標として、「残心」を設定します。稽古のときに聞いている言葉で、なじみがあると思います。一本になる有効打突は「残心」が無いと取り消しになります。打つことに集中するがために、打ち終わった後を忘れがちです。打った後の残心のある剣道は、観衆に感動を与えます。「剣は人を現す」とありませように、この剣道観を身につけた人は、その人間性も残心のある豊な人となります。稽古や試合の後に忘れ物の多い大泉剣児会は、この観点が出来ていないようです。そこで、今年は剣道と学校や社会で、この目標を常に心がけ、自分を磨きましょう。

来年の正月には、この人と剣道が出来てよかったな〜、この人とめぐり合えてよかったな〜、といわれるような「残心」のある人となっていることを願います。
さあ、今年も春夏秋冬、足の裏に季節を感じながら、みんなで清々しい汗を流しましょう。
 
大泉剣児会会長 松本雅紀
剣児会だより | comments (0) | -

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