新年のご挨拶

「左拳左腰」
新年おめでとうございます。
大泉剣児会は、今年も剣道の修練を通じて、剣児及び会員の皆様に生きる希望と生き抜いていく力をつけるため、活動を開始いたします。
昨年は一年の目標を「正しい構え」としました。いかがでしょうか。剣道・普段の生活を通して、自分の構えができたでしょうか。

昨年で一番うれしかったのは、今まで一生懸命稽古していたのになかなか勝てなかった剣児たちが、成績を残し始めたことです。また、一人ひとりが自分の固い殻を破り始め、その人が持っている本来の剣道を始めたことを、元で受けていて実感しております。

今年は新たな目標として、「左拳左腰」を設定します。刃筋を立てて、相手の正面を真っ二つに切るには、この二つは大変重要です。左拳をしっかりへその前、握り拳一個分前に構え、その左拳を、小手・面・胴のいずれを打突するときも正中線から外さないようにしましょう。また、そのときには必ず左腰を相手にめがけて突っ込むようにしましょう。そうすることで、力強く左足(切り足)を引き付け、打ちきった打ちと身体を前へ進めてくれます。是非この一年で、自分のものとしてください。

今年は、大泉剣児会は創立40周年を迎える節目の年となります。昨年11月に、その記念大会の準備委員会を立上げ、冨永実行委員長及び委員を選出し準備を始めました。また、全大泉剣道大会の当番団体ともなっております。両年度の役員の皆様、会員父母の皆様、指導員の先生方には大変なご苦労をお掛けすることとなりますが、何卒ご理解のうえ、ご協力をお願いいたします。

最後になってしまいましたが、今年も皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

大泉剣児会会長 松本雅紀
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