「第12回 大泉鼎剣道大会」結果&総評

平成25年6月16日(日):大泉東小学校
各部門の入賞の皆さんのご紹介と、松本先生から総評を頂きました♪
<優勝>
小学3年生以下の部 松永 瑞希
6年生の部     亀井 彰人
<準優勝>
中学生の部     井野口 大也
<三位>
小学3年生以下の部 本多 桃子
小学4年生の部   藤田 みなみ
小学5年生の部   伊藤 泰地 唐澤 陸斗
小学6年生の部   臼屋 光夏 大村 真生
中学生の部     瀧口 達也

【総評】
鼎大会は、日本剣道形・木刀による剣道基本技稽古法・一本勝負の個人戦および団体戦・合同稽古とバラエティに富んだ大会です。
その剣道の集大成ともいえそうな大会で、大泉剣児会の剣児が日頃の三つの約束を守り、実に美しいのびのびとした剣道を随所にやっていた様子を拝見する事ができました。
初心者演武では、大泉剣児会から1人も出場出来なかったことは淋しい事ではありますが、こういう時期もあります。しかし、私達の剣道へ向ける熱い思いがある限り、賑わいを回復出来る事は間違いなしと確信しております。
日本剣道形はそれなりに演武ができていましたが、木刀による剣道基本技稽古法の制度が出来る以前のそれと比べて、明かに全体的にレベルが落ちていることは、指導陣が良く考えなくてはならないことと反省いたしました。暫くは、日本剣道形に時間を割いて、その真髄を伝授して行こうと思います。
今回はじめての試みとなった「気合一本勝負」は、日頃なかなか声の出なかった剣児達が、それぞれの会場で気合いを出す事に集中して、すごい声を出していました。あまりにその試合に集中した為、本番の一本勝負で力が発揮出来なかった剣児もいたようです。一度自分の気合いの入れ方が分かれば、実践でも自然に出せるもので、試合では全般に今までより声が出ていました。気合いの掛け方も、いろいろ工夫してみるとおもしろいものです。それぞれの学年・級位・段位に見合った一つ上の気位での気合いを工夫してみましょう。
試合で非常に印象的だったのが、松永瑞希さんの剣道です。天を突く真っすぐで刃筋の通った振りかぶりから振り下ろされる面技は、私の理想とする大きな切り落としの剣道です。あの小さな体からあの大きな技が出せる事に驚きと感動を持って拝見しました。是非皆さんも、この剣道理解し、その醍醐味を味わって欲しいと思います。
今年の合宿では、そのテーマに「切り落としの体現」を挙げて、体で感じる機会を持ちたいと思います。

会長 松本 雅紀
大会の結果 > 大泉鼎剣道大会 | comments (0) | -

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